
付録冊子p.59の「座標ファイルによる敷地図作成」の手順で描いた敷地図の面積計算を、外部変形「ZAHYOU.BAT 座標面積計算」で行いますが、その結果作図される表の座標値が、元の敷地図の座標値と同じになりません。どうしたら、元の入力した座標値と同じになりますか?

付録冊子(上記)の座標値で作図した敷地図をモチーフに、「ZAHYOU.BAT 座標面積計算」を使用する際の要点を説明します。
外部変形「ZAHYOU.BAT 座標面積計算」の基本的な操作については、以下をご覧ください。
>外部変形-座標面積計算の使い方
対象とする敷地図を選択確定するまで(ZAHYOU.BATの操作1~6)は、通常の「座標面積計算の使い方」と同じです。
7で指示する座標原点ですが、(元と同じ座標値で面積表を作図するためには)敷地図を作図した際の原点を指示します。
敷地図作図時(付録冊子p.63の8)、以下の操作を行っています。

つまり、ここで指定した座標値分マイナス方向にズレた位置が本来の原点です。
7.P1の点にマウスポインタを合わせ、下方向に右ドラッグし、クロックメニューAM6時「オフセット」

「オフセット」ダイアログの入力ボックスに「-108200,-98200」(mm単位)を入力し、「OK」ボタンをクリック。

8.座標面積計算の始点(No1に相当)を右クリック
9.計算する方向の座標点(No2に相当)を右クリック
10.面積表を書き込む位置(面積表の左上角の位置)をクリック

11.以降、コントロールバーに表示される入力ボックスに必要に応じて入力する。「コマンド入力ー>」ボックスに「/y」を入力し、[Enter]キーを押す。
*敷地図の座標を読み込む際(付録冊子p.62の7)に「YX座標読込」ボタンをクリックしたため、ここで「/y」を指定します。
以上で、入力した座標値と同じ座標値の面積表が作図されます。

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