1)ユーザーバー設定([メニュー]→[表示]→[ツールバー])で、コード番号に続けて 「-1」「-2」などと指定すると、コマンド選択後にコントロールバーのボタンが押された動作まで進むようになった
指定できるコードは以下の通り。
4 4-1 4-2 4-3 4-4 4-5 4-6 5 5-1 5-2 5-3 5-4 5-5 5-6 8 8-1 8-2 8-3 8-4 8-5 13 13-1 13-2 13-3 13-4 13-5 13-6 17 17-1 17-2 17-3 17-4 17-5 19 19-1 19-2 19-3 19-4 20 20-1 20-2 21 21-1 23 23-1 25 25-1 25-2 25-3 26 26-1 26-2 27 27-1 27-2 31 31-1 31-2 60 60-1 60-2 60-3 60-4 60-5 60-6 60-7 60-8 60-9 62 62-1 62-2 62-3 62-4
ユーザーバーの設定で、特定のコマンド番号に続けて「-1」「-2」などを入力することで、そのコマンドを選択後、コントロールバーの該当するボタンやラジオボタンをクリックした後の状態になるというものです。
具体的にはー

「文字」コマンドを示す「4」と「4-1」「4-2」「4-3」「4-4」「4-5」を入力したとします。
下図のようにツールバーに「文字」「①」「②」…「⑤」のコマンドボタンが表示され、「①」ボタンをクリックすると「文字」コマンドのコントロールバー「範囲選択」ボタンをクリックした後の状態になります。

「②」ボタンをクリックすると「連」、「③」ボタンをクリックすると「文読」…というように、番号に割り当てられたコントロールバーのボタンを選択した後の状態になります。
指定可能なコマンドと、各番号に割り当てられたコントロールバーのボタンを下記に示します。
5「寸法」

8「連線」

8-1「角度15度毎《基準点:マウス位置》」
8-2「角度45度毎《基準点:マウス位置》」
8-3「角度(無指定)【基準点:前線終点】」
8-4「角度15度毎【基準点:前線終点】」
8-5「角度45度毎【基準点:前線終点】」
13「ハッチ」

17「多角形」

19「曲線」

20「範囲」

21「複線」

23「伸縮」

25「消去」

26「複写」/27「移動」

「①」ボタンをクリックするとコントロールバーの「前範囲」、②ボタンをクリックするとコントロールバーの「全選択」を選択して選択確定した状態になります。
31「分割」

60「座標」

「60-4」ではmm単位、「60-5」ではm単位になります。
62「測定」

2)複写の数値位置で、「複写」コマンド内で範囲指定から範囲確定したときなどに履歴が残らない現象(Ver.8.21で発生)を解消。
3)Jwc_temp.txtにcn"$<MS 明朝>/!として斜体と強調の複合文字を指定しても、Jwwで読み込むときには斜体が無効になってしまう現象を解消。
4)「m_pDWriteTxtFmt 失敗」のエラーを回避するため、ブロックの中に異常文字データがあるとき、適正データに修正するように変更。
5)メイリオなどOpenTypeフォントをGDI(Direct2Dオフ)で表示すると本来の幅より狭く表示されてしまう現象を解消。
以上です。
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この記事へのコメント
福田充男
上記が分からず放置しておきましたが、本日本気でググってこちらに行き着きました。非常に丁寧な説明でよく分かりました。お陰様で、コマンドのクリック数を減らすことが出来、能率が上がりました。ありがとうございます。
obraclub
お役に立てて何よりです。