Version8.25aから「9」をとばして「10.01」になったのは、変更点に記載されている「Unicode(UTF-16)対応のため、ソースを大幅に改変した」という事からのようです。
以下、変更点です。
・Unicode(UTF-16)対応のため、ソースを大幅に改変した
これにより、これまで使えなかった「㎥」などのunicodeの文字が使用可能になりました。
ただし、unicodeの文字を記入した図面ファイルをver8.25a以前のJw_cadで開いた場合、それらの文字は「?」と表記されるので、他所との図面ファイルの受け渡しをする場合には注意が必要です。
・DXF2010形式の出力が出来るようにした(JWW2DXFConv.dllを利用)。これに合わせて2010形式の一部の読み込みに対応した。
従来、DXFのR12形式対応でしたが、DXF2010形式に対応した出力(保存)が出来るようになりました。
DXFファイルの読込については、Jw_cadで出力できるDXF2010形式の要素に限り対応したということらしいです。(Jw_cadに無いDXF2010形式の要素は未対応)
・図形読込のとき、図形をグループ化できるようにした
「図形」コマンドのコントロールバー「グループ化」にチェックを付けて配置した図形はひとまとまりの要素としてグループ化された状態(曲線属性の付加)で作図されます。
メーカー提供の製品図形(ブロック化もグループ化もされたいない)を配置する場合など便利に利用できます。
「グループ化」をチェックする毎に下図の3通りに切り替わります。
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※Version 10.01.3で仕様変更あり
また、「貼付」コマンドのコントロールバーにも同じく「グループ化」の項目が追加されています。
・JWFを読み込むときのレイヤ名のバイト数制限(レイヤグループ名18バイト、レイヤ名16バイト)を撤廃した。ただし1行260バイトを超えた部分は無視される。
・標準のファイル選択画面で画像制御文字のパス先に画像が無いファイルが保存されているフォルダを開く、又はそのファイルを開くときのメッセージを 「ショート カット名の変換に失敗しました」から「リンク先のファイルが存在しません(X:\xxxxxx.xxx)」に変更した
・「05YajirusinagasaDebug」とのメッセージボックスが開く現象を回避した。
「寸法設定」ダイアログで「矢印設定」の「長さ」を「5」にし、「/」コマンドで「●----」「<----」「寸法値」のいずれかにチェックを付けて線を作図した場合に起きる症状でしたが、回避されました
・ほとんど平行な2線の中心線を正しく描くことができないことを回避するため、交点が遠い2線は平行として扱うように変更した
以上です。
Jw_cadの掲示板では動作確認をされたヘビーユーザーさんからの注意事項や不具合報告も上がってきています。
バージョンアップをされる前に、それらもご確認ください。
バージョンアップ後に不具合が生じた際、ご自身で対処できそうもない方は、バージョンアップはしばらく待つことをお勧めします。
-----obraclub.com-----
ー追記ー
2025/06/26にVersion 10.01.1がリリースされました。
◆Version 10.01.1 での変更点は以下のとおりです。(2025/06/26)
・文字コマンドの貼付ボタンをクリックすると強制終了してしまう現象を回避した。
・文字切断の時、切断位置がずれてしまう現象を回避した。
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